スマートマンションの仕組み

スマートマンション」(高圧一括受電)の仕組み

「スマートマンション」(高圧一括受電方式)では、これまで、電力会社とマンションの各戸との電気供給契約(低圧個別契約)であったものを、マンション一棟丸ごとの電気供給契約(高圧一括受電)とすることによって、電気料金を削減したり、省エネモニターによる「電気の見える化」や各戸への省エネ行動を促す独自のピークシフト料金制度、あるいは機器単位での省エネ制御等によって、更に節電ができる仕組みを提供できます。

高圧一括受電とスマートマンションによる電気代削減の仕組み

従来の電力会社との契約形態

従来の電力会社との契約形態

※従来は、電力会社と各家庭との個別契約です。
※マンション1棟全体で、高圧一括受電契約を結び、料金単価の差額で電気料金を下げ、更に、省エネ制御や節電アドバイス等により、全体の電気料金を下げることができます。

スマートマンションでは…

従来の契約形態が…

あなたのマンションを「スマートマンション」(高圧一括受電)にするには?

フロー

スマートマンションの普及について

「スマートマンション」は、省エネ社会の実現を目指して、国が助成制度を使い、普及を推進しているシステムです

「スマートマンション」とは、マンション全体でエネルギーを管理し、節電及びピークカット/ピークシフトを行い、エネルギーの効率的な使用や無理のない節電を実現するシステム(以下※「MEMS」(マンション・エネルギー・マネジメント・システムの略)と言う)を持つマンションのことです。
この「スマートマンション」普及のために平成24年度から始まった国(経済産業省)の※「スマートマンション導入加速化推進事業」(補助金:130億円)は、東日本大震災以降に求められている省エネ社会実現を目指し、現在(平成26年2月)、本事業の登録事業者(以下「MEMSアグリゲータ」と言う)24社が、サービスを提供しています。
更に、平成26年度には、MEMSアグリゲータの2次募集が行われ、一層の普及を目指しています。

※MEMSとは、Mansion Energy Management System(マンション向けエネルギー管理システム)のことで、MEMSアグリゲータとは、このシステムを使い、マンション全体の消費電力に対して、10%以上の節電(総量)を目標に事業を行う者のことを言います。

※「スマートマンション加速化推進事業」とは、国が「MEMS」導入時の費用の3分の1を補助することにより、マンションへの導入を加速させることを目的としています。補助金は対象マンションに支給されますが、MEMSアグリゲータが共有部の設備等を保有してサービスを提供する場合は、マンション側の初期費用は大きく低減されます。

開始当初は、新築マンションが中心…
既築マンションでの導入が7割を占めています

「スマートマンション」に対する国の補助事業の開始当初は、新築マンションが中心でしたが、現在では、全国で見ると、導入(予定)マンションの約7割が既築マンションです。
しかし、中部エリアの既築マンションでは、「スマートマンション」の知名度が低く、ほとんど採用されていません。
しかし、電力料金や消費税の値上げにより、マンション共用部の電気料金も上がり、マンション組合財政を圧迫するケースも多くなり、各家庭の電気代も上がる事から、マンション一棟丸ごとの電力削減が可能な「スマートマンション」へ関心が高まるものと期待されています。

(参考)「スマートマンション導入加速化推進事業」交付申請数(平成26年2月18日現在)

エリア 全国の棟数(合計戸数) 愛知・岐阜・三重(再掲)
新築マンション 98棟(11,496戸) 26% 9棟(1,015戸) 82%
既築マンション 273棟(27,399戸) 74% 2棟(271戸) 18%

出展:一般社団法人環境共創イニシアチブ

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